吹きガラス中級講座(夏のまとめ)
久しぶりに、吹きガラス中級講座のレポートをお届けします☆
7~8月の講座では、皆様たくさんの技法を習得されました!
①チョイチョイ(技法の通称名)
(※未来館、西川慎先生・池本美和先生の工房(M.Mグラススタジオ)ではこう呼んでいます。)
色ガラスを付けた種をアシスタントに持ってきてもらい、
下玉にランダムに付けて模様を作ります。
②モール(型吹き)
ガラス専用の金型にガラスを吹き込んで、凹凸がある模様を作ります。
凹凸がたくさんある型の中にガラスを吹き込むと、
つるっとしたガラスの表面が、型に沿った形になります。
制作中は何度もガラスの温め直しを行うので、
せっかく付けた凹凸が馴染んでしまうことがあります。
この回では、完成まで凹凸を残す難しさも体感しました。
③全体にうず模様を付ける
アシスタントに色ガラスの種を持ってきてもらい、下玉に大きなうず模様を作りました。
完成写真では模様がはっきりと分かりますね☆
ボウル全体を覆ううず模様は大胆で美しいです!
8月には、金沢美術工芸大学から、インターン生の保杉くんが来ていました☆
講座では制作中にグローリーホールのドアを開けたり、竿払いをしてくれました。
④口切り
ポンテを取った後に、竿元のガラスを引っ張って、余分なところを切り落とす技法。
余分なガラスを引っ張っているので、竿元のガラスの厚みが薄くなります。
実際にガラスを切る前には、トイレットペーパーの芯を使って、ハサミを使う練習と
ガラスを切るイメージトレーニングを行いました。
初めて口切りをしたグラスを持って記念撮影です♪
今までよりもさらに、口当たりが良くなっているはず☆
吹きガラス中級講座も残すところ、あと4回です!半年間、あっという間ですね。
残りの講座も楽しく制作して、素敵な作品を増やしていきましょう! (M)