親子でガラスコンシェルジュになろう!!(第2、3回目)
2月8日(日)は『親子でガラスコンシェルジュになろう!!』第2、3回目を
午前と午後、1日通して開催致しました!
第1回目の「サンドブラスト・エナメル絵付け体験」に続き、
今回は「キルンワーク体験」を行いました。
「キルンワーク」とは粘土で作った原型に、石膏をかけて型を作り、
出来た石膏型にガラスを詰めて、電気窯の中で焼成する技法です。
電気炉で高温で熔かしたガラスは常温まで冷まし、
加工して、完成になります。
普段未来館の体験では行っていないキルンワークですが、吹きガラスでは
難しい形もこの技法を使うと作ることが出来ます!
今回は窯に入るまでの手順を行っていきます。
まず、皆さんどのようなお皿を作るかデザインを決めて頂きます。
どんな形にしようかな?
お皿のデザインが決まれば、次は粘土で原型を作っていきます。
この粘土原型がそのままガラスになるので、道具を使いながら丁寧に仕上げていきます。
皆様お父さんお母さんと協力しながら、作っていますね♪
粘土原型が完成すると、部屋を移動して
作った粘土原型に石膏をかけて、石膏型をとります。
丈夫な型になる様に、水と石膏の分量を量りながらボウルに入れます。
初めて触る石膏に、子どもさん達ドキドキです。
ヘラでよく混ぜた石膏を、粘土原型の上にかけていきます。
石膏は固まりだすとやり直しが出来ないので、スピードが重要です。
皆様無事に石膏をかけ終わりました!!
石膏が固まる間に、お昼休憩です。
お昼ご飯は、湯城館長手作りのカレーとサラダを皆さんで頂きました✧
あまりの美味しさに、2杯目をおかわりする子も!!
今までは皆様制作に一生懸命でしたが、美味しいご飯を囲みながら
参加のされた方同士、お話しされていました♪
みんなで食べると、何倍にも美味しく感じますね。
お腹がいっぱいになった後は、固まった石膏型から粘土を外していきます。
その後石膏型の表面についた粘土を、水で洗って綺麗にします。
粘土が付いたままだと、ガラスになった時に表面に粘土が焼き付いてしまうので、
この時にしっかり洗ってあげます。
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いよいよガラスを石膏型につめていきます!
色とりどりのガラスの中から詰める色を選んでいきます☆
ガラスの粒度の違いでも焼成後の雰囲気が変わるので、
粒の大きさ選びも重要になってきます。
スプーンや厚紙を使って選んだガラスを詰めていきます。
配色に悩みながらも、工夫してますね☆
ガラスを詰め終わると、西川慎先生から電気窯についてご説明して頂きました。
初めて見る大きな電気炉に、皆様驚かれていました。
電気窯の中にガラスを詰めた石膏型を入れて、セッティング完了です。
1日通しの制作大変でしたが、皆様お疲れ様でした!!
次回は吹きガラス体験と窯出しです。
今回窯入れしたガラスがどのように焼き上がって出てくるか、楽しみですね♪ (K)