親子でガラスコンシェルジュになろう!(②キルンワーク初日)
ガラスコンシェルジュ第1回目「エナメル絵付け・サンドブラスト」に続き、
11月19日(土)は第2回目の「キルンワーク」を行いました。
キルンワークとは、以前のブログ、「親子でガラスコンシェルジュになろう!(キルンサンプル制作)」
でも簡単にご紹介させて頂いた、電気炉を使用したガラス作品の制作です。
このガラスコンシェルジュでは、キルンワークでお皿を制作していきますが、
手順が多く複雑なため、2日間に分けての体験となります。
「①原型制作」 粘土を使用して、お皿の形や模様を付けます。
お皿の形が出来上がったら、模様作り。
粘土べらを使ったり、指や貝殻で押して模様を作ったりしています。
お母さんと協力しながら、ハート型や葉っぱの形など、様々な形や模様のお皿の原型ができました!
幾何学模様だったり、貝殻模様に犬の足跡(!!)で海の風景を制作してくれている子もいれば、
ハートの形やかわいらしい顔の形にした子もいました!
どの原型も、独創的でとても素敵で、早くガラスにしたくなりますね♪
「②型取り」 石膏(せっこう)を水で溶いて型を作ります。
上の写真で、粘土の周りに段ボールで出来た壁があるのですが、
この壁の内側に石膏を流し込み、型作りを行います。
粉を扱うので、吸い込まないようにみんなマスクをしています。
丈夫できれいな型にするために、水や石膏の量はきちんと測って溶いていきます。
水と石膏がしっかり混ざったら、まずは粘土原型の上にヘラで石膏を流してから全体に注ぎます。
ここまできたら、今日の作業は終了!自然に石膏が硬化するのを待ちます。
初めての作業で大変そうでしたが、皆さん協力して一生懸命作ってくれました。
・ ・ ・
そして、会場をきらら交流館に移し、西川慎先生にスライドレクチャーをしていただきました。
西川慎先生の学生時代の作品や、チェコ留学中の写真、
M.Mグラススタジオの窯を手作りしているところなど、様々なスライドを見せて頂きました。
滅多にない機会なので、技術スタッフも全員超真剣に聴講しています!
お母さん方も「大変興味深かったです」と楽しんでいただけた様子で、
普段接している西川慎先生の、ガラス造形作家としての姿を見ることが出来、
とてもいい機会になったとのこと。
さて、スライドレクチャーの後は、懇談会を開きました。
美味いカレーライスとサラダを、全員で「いただきま~~~~す!!」
様々な場所から参加して下さっている参加者同士やスタッフとの交流の場です。
私達もテーブルにお邪魔して一緒に頂きました♪
さらに、湯城館長の計らいでなんと食後のデザートが到着!
とっても嬉しそうな子ども達☆
デコレーションされていたイチゴ争奪じゃんけん!
西川慎先生に勝った子は、イチゴを丸々ひとつ、
その他の子は、カットしてあるイチゴをそれぞれゲット。
とっても美味しかったです♪
参加されている皆さんは、この後こきらら交流館でお泊り会。
複数のご家族と相部屋でお泊りをするため、これまでは体験で一生懸命だったので
あまり話が出来なかった参加者同士お話もして仲良くなってくれると嬉しいです☆
さて、明日は今日の続きをしますよ!
みんな、盛り上がり過ぎてねぼうしないでね~。 (S)
・ ・ ・
オマケ。
お食事後、スタッフはスライドレクチャーの後片付け。
西川慎先生のスライドを見ながら色々な思い出話を聞き、盛り上がるスタッフ達。
普段聞くことができない昔の話を聞いて、片付けながらもいい時間が過ごせました。
先生、ありがとうございます。