今月から始まった初級講座の2回目の様子をご紹介します。
前回はガラスを巻き取るための竿を持ってベンチに出入りする練習を行いました。
そして、今回はいよいよ講座で初めてガラスを巻き取ります!
溶解炉の中ではおよそ1200度の高温でガラスが熔けています。
前に立つだけでも熱い窯の中に竿を入れ、先端にガラスを巻き取ります。
皆さんとてもきれいに巻けていました!
次に、巻き取ったガラスを紙りん(濡らした新聞紙)を使ってきれいな形に整えます。
「熱くてヤケドをするのでは?」
と心配になる方もいらっしゃいますが、大丈夫!
何枚も重ねて、一晩かけて芯まで濡らしてあるので
手で触れているところはそれほど熱くはならないんです。
そして、最初に巻き取った量では、小さな作品しかできないので、
今回はさらに何回か巻き取ってガラスを大きくします。
この写真は、巻き取る前にガラスを少し冷ましているところ。
芯になるガラスがやわらかいと、次にガラスを巻くときに
とても難しくなるので、エアーガンを使って風でガラスを冷まします。
何回かガラスを巻き取って、ガラスが大きくなりました。
大きくなると、ガラスの量が増えて重くなるので、竿を回すのが難しくなります!
左手で竿を回して、同時に右手でガラスの形を整える…
右手と左手が別々の作業をすることになるので、
最初はとても大変ですが、慣れてくると少しずつ体が動くようになります。
これからも初級講座の様子をブログでご紹介していきますので、
どんな風に講座が進んでいくのか、お楽しみに♪♪♪