初級吹きガラス講座がいよいよスタートしました。
講座生さんの中には今まで体験で吹きガラスを経験されたことがある方や、
まったく未経験で来られた方など、吹きガラスに対する経験は人それぞれです。
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メモを手にホットショップ(吹きガラスの作業部屋)についての注意点を聞く講座生さんたち。
緊張感のある、とっても真剣な表情です。
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まずはガラスの付いていない状態でスムーズに動けるように練習をします。
吹きガラスは、およそ1200度のドロドロに溶けたガラスを扱う作業。
ヤケドやケガのないように、安全に楽しく作業をするためには安全に対する注意が必要です。
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いよいよ溶けたガラスを竿に巻き取ります。
前に立つだけで熱いガラスの溶解炉、もちろん直接手で触れることはできません。
竿(金属で出来た棒)を使って水あめのようにガラスを巻き取ります。
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形を整える時も、素手では触れないのでいろいろな道具を使って整えます。
これは、紙りんという、新聞紙を折りたたんで濡らしたものです。
何重にもなっているので、熱くはありません。
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初めての作品が完成しました!
ガラスは急激な温度変化に弱いので、作りたてのまだまだ熱い作品を、
徐冷炉という窯で一晩かけてゆっくり冷まします。
今回作ったのは、透明のガラスのかたまり。次週加工して、ペーパーウェイトにする予定です。
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3月までの半年間で全20回のコースを受講する吹きガラス講座ですが、
今年で5期生となる講座生の皆さんが、これからどんどんガラスを扱うことに慣れていくのが楽しみです。