吹きガラス初級講座(⑪回目~⑬回目)
吹きガラス初級講座、2013年を迎えて一回目は「器」制作でした!
ガラスを吹いて、
(落ち着いてブローされています。吹く姿勢もお手本のような美しさです☆)
ハシを使って形を整えます!
ハシをあてる角度で、器の口の開き具合が決まるので、緊張の一瞬です。
完成ー!!
とっても使いやすそうな器に仕上がりました☆
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翌週は、「加工」です。
まずは、西川慎先生より加工機の説明を受けます。
加工機は回転しながら動く機械を使うので、事故につながらないように
注意点をメモしてらっしゃいます。
池本美和先生より、加工のレクチャーです!
ガラス作品の底を削って平らを出します。
削ったあとは、回転台を使って底が斜めに削れていないかチェックします。
講座生さんも実践☆
底の平らを出した後は、磨きをかけていくための加工機を使って、つるつるに仕上げていきます!
吹きの制作で作った作品の底面を加工機で磨いて、やっと完成になります☆
自分で作って、加工をした作品は喜びもひとしおですね!
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吹きガラス初級講座では、基本の形を制作していくのですが、
口を開くのではなく、引っ張って仕上げる作品もあります。
この回では、「一輪挿し」を制作しました。
西川慎先生のデモンストレーション。
口を引っ張るという動作は、今回が初めてということもあって、
完成の形も重要ですが、完成に持っていくための手順をしっかり説明されています。
口を引っ張る前に、ガラスを球の形にしておきます。
グローリーホールでよく温めて、、、
ピンサーで引っ張っていきます。
最初はガラスが柔らかく、形が変わりやすいので、
様子を見ながら徐々に引っ張っていくことがポイントです!
何回かに分けて引っ張り、ガラスの口元がほしい長さまで伸びたら完成です♪
中級講座でも使う技術なので、覚えていてくださいねー☆
この日は、もう一つ習いました。「ポンテ」です。
まずは西川慎先生のお手本です☆
穴が空いていない「ポンテ竿」を使って、竿の先端に少量のガラスを巻き取り、
マーバーで形を整えます。
形を整えるときは、紙りんなどガラスの感触が手に伝わる道具を使わないので、
吹きガラスの作品を作る時とは異なる難しさがあります。
マーバーに板を置いて、ガラスが付いていない状態で、
竿の動きを練習します。
空中で竿を回すよりも抵抗がかかるので、滑らかに回せるように意識します。
ガラスを巻き取って、実践してみます。
ポンテをとるまでの一連の動きも確認します!
作品を作る人と、ポンテを作ったひとは、呼吸を合わせて竿を回します。
このポンテの手順の時は、上級講座生さんでも緊張すると言われるので、
慣れるまでは時間がかかると思いますが、
協力して作品を作っている!ということを実感できる瞬間でもありますので、
作品が完成した時には、自分の作品でなくても達成感が得られると思います☆
今までスタッフがポンテをとってきましたが、次回からは講座生さん同士で
お願いしようと思っています!
たくさん実践して、覚えていきましょうね♪ (M)