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吹きガラス中級講座(1回目、2回目)

吹きガラス中級講座(1回目、2回目)

 

先日、初級講座を修了された講座生さんたちが

中級講座を受講されることになりました!

 

これから中級講座では、色ガラスを使った制作が始まります。

では、中級講座の1回目と2回目の様子をお伝えします。 

 

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未来館で使用している色ガラスは粒状になっており、「フリット」と呼ばれています。 

この色ガラスを使用して、透明のガラスに色を付けていきます。

 

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西川慎先生のデモ開始です! 

下玉に色ガラスを付けています。(写真左)  

初めての色ガラスに大注目の講座生さん達(写真右) 

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下玉に色が付きました!この後、二回目のガラスを巻いて・・・

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グラスの完成です!見事な仕上がり☆講座生さん達も実践していきます。

 

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色ガラスを付ける際は、グローリーホールで下玉のガラスをよく温めます。

その後、ガラスが垂れすぎないように直前まで竿は上に向けておき、

バットの近くまで来たら、竿を真下に向けて色ガラスを付けます。

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完成!!

中級講座(1回目)では、色ガラスの粒をそのまま活かした模様でグラスを制作しました☆

 

・ ・ ・ ・ ・

 

中級講座(2回目)では、色ガラスを渦模様にしてグラスを制作しました。

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渦模様の作り方です。

下玉に色ガラスを付けたら、ピンサーを使って下玉の先端を掴みます。(写真左)

下玉の先端を掴んだまま竿を回すと、粒状に付いていた色ガラスが渦模様になります。(写真右)

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分かりますか??グラスの底にきれいな渦模様ができています♫

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完成~!!

皆さん、初めての渦模様に挑戦されたのですが、

ガラスを掴むタイミングがばっちりできれいな模様になっていました。

仕上がりが楽しみですね!

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最後に、中級講座(1回目)で制作したグラスを持って、皆さんで乾ぱーい♪

カラフルなグラスで華やかです。

次回は何色を使って制作されるでしょうか?楽しみです!  (M) 

 

初級講座(19回目・20回目・修了式)

初級講座(19回目・20回目・修了式)

 

前回に引き続き、これまで作った形の中からの自由制作です。

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グラスを制作する方あり、

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ボウルを制作する方ありと、個性が出てきました~!

 前回に引き続き、泡を狙って入れる方が多かった気がします。

泡の入れ方で出来上がりの雰囲気が変わるのでそれぞれとても素敵な作品になりました。

 

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初級講座での最後の加工で記念撮影

 

 

そして、いよいよ修了式です!

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修了証書の授与!

なんだか照れくさそうな講座生さん。

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その後、写真を見ながら半年間を振り返ったり、

お一人お一人からご感想を伺ったりと、笑い声の絶えない修了式でした。

「ずっと興味があってやっと参加出来たから嬉しい☆」

「半年間毎回毎回来るのが楽しくて♪」

というご感想がある中、一人の講座生さんから衝撃の一言が!!!

 

 

「毎回来るのがつらくて…(苦笑)」

 

 

スタッフも、他の講座生さんも「えぇええ~~~!!」とビックリしました。

なんでも、毎回うまくいくか不安で緊張しながら

「どうしてこんな気持ちになりながらここに来ているんだろう」と思う日もあったとか。

それでも、講座が始まっていい作品が出来上がると「よっしゃ~!」と心の中で

ガッツポーズを作るときもあり、中級講座に進む決意をして下さいました。

 

修了式ということで、じっくりと講座生さんとお話しすることで、

色々な意見を伺うことが出来ました。

悩んだり、壁にぶつかることもありますが、そういうときにも是非

先生方やスタッフに相談してみて下さいね~~。

 

最後に、修了式当日から展示が始まった講座生作品展の前で。

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今回初級講座を修了された第7期生の皆様に作品をお借りして、

初級講座での作品制作の流れが分かるような展示になっています。

お隣のケースでは、上級講座の作品も展示していますので、

ご来館の際はぜひごゆっくりご覧ください♪ 

 

第7期生の皆様。半年間本当にお疲れさまでした。

お忙しい中、土曜日の朝通うのはなかなか大変だったかと思います。

4月からは中級講座になり、新しい技法をご紹介していきます。

同じメンバーで、また半年間がんばりましょう!

 

吹きガラス講座にご興味のある方は、現在講座第8期生を募集中です!

2011年10月開講予定ですので、詳しくはお問い合わせ下さい♪ (S)

初級講座(18回目)

初級講座(18回目)

 

今回からは、今までの総復習!ということで、

『グラスやボウルなど、これまで学んだ形から好きな形を制作する』

というもの。

 

皆さんそれぞれ自分でデザインした器を制作しました。

たとえばこちらは、一つの器の中に2種類の方法で泡を入れています。

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つついてみたり、重曹(タンサン)を溶かした水をかけて見たりと工夫を凝らしています!

 

これまでずっとボウルやグラスなど、同じものを制作してきましたが、

今日はどれでもOK!ということで、皆さんの作品がなぜか巨大化していき、

いつも使うポンテ竿よりも太い竿を使い、活気のあるホットショップになりました☆

 

次週は、なんと1日2回講座があります!

どんなものを作られるのか、私達も楽しみです♪

 

さて、前回制作した口を引っ張って制作する花器を、加工後に並べてみました。

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同じだけれど、同じではなく、それぞれ違いが出ていておもしろいです。

皆さん他のメンバーの作品を見ては、

「コレいいわね~~」「いやいや、こっちの方が!」と話も盛り上がります。

 

そして、最後に恒例の記念撮影!

7期生さん、次回で初級講座が修了になります。

もう1日、頑張りましょうね~~~♪ (S)

初級講座16・17回目

初級講座16・17回目

この時の講座では、ピンサーで口を引っぱって作る花器を制作しました。

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ポンテをとる時にも活用するピンサ―。花器を制作する時は、別の使い方をします。

 

では、西川慎先生のデモでご紹介いたします。

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いつものように下玉を膨らまして、

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底を使って、ポンテをとったら・・・

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ガラス本体の半分を、グローリーホールの中で暖めます。

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ここでピンサ―が登場です!

ピンサ―で、ガラスの口元を引っぱります。 

引っぱったガラスは、花器の首の部分になります。

お花を生ける時のポイントになるので、バランスを見ながら形を整えていきます。

 

講座生の皆様の制作の様子をご覧ください☆

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「引っぱる力加減が難しい~!!」

新しい技法を学んだ時は、実践して初めて分かることや発見がたくさんありますね。

 

先生にアドバイスを頂きながら、皆様完成です♪ 

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どの花器も堂々たる風格!立派な花器になりましたね!

  

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花器の制作後、ガラスを引っぱる練習をしました。

池本美和先生のお手本を見て・・・(写真左)

西川慎先生から制作のポイントを教わって・・・(写真右)

実践です!

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竿を回すタイミングと、引っぱるタイミングを合わせて少しずつガラスを伸ばしていきます。  

制作をしている講座生さんの動きをしっかり確認しながら、皆様真剣に取り組まれていました。

コツを掴まれたようですね!順調な仕上がりです。

 

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制作後、加工を仕上げて作品をお持ち帰り頂きました☆

またご家庭に新しい作品が増えましたね!愛用して下さい。

さて、初級講座も残すところあとわずかとなりました。

残りの講座で初級講座を振り返りながら、技法を習得していきましょうね♫  (M)

上級講座(2月12日)

上級講座(2月12日)

今回のブログは花器特集です!

池本美和先生のベンチで制作中の講座生さんの様子をお伝えします。

 

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シリーズで花器を制作中の講座生さん。

いつも色の組み合わせが素敵で、スタッフの中にもファンがおります。

今回は、赤と水色の二色を使ってらせん模様を作りました。

 

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取っ手を二か所付けて、完成しました☆

次回はどんな花器が制作されるでしょうか??楽しみにしております!

 

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こちらの講座生さんは、色の粒を付けてピンセットでねじっています。(写真左)

狙いを定めてねじらなければいけないので、難易度の高い技です。

出来上がった模様はこんな感じ。(写真右)

粒状に残った色と、ねじれた色がそれぞれあって素敵ですね!

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仕上がった花器は、どことなく陶器を思わせる雰囲気に!!

色も青と白で、和テイストです。

制作後、他の講座生さんから色の付け方や形について、多くの質問が飛び交っていました。

他の講座生さんも認める、素敵な花器が出来上がりましたね♪

 

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最後は、口元のガラスを引っ張って花器を仕上げている講座生さん。

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底にある色は、シックな紫色☆この色が大好きでいつも選んでしまうそうです。

らせん状に透明のガラスを巻いて、動きのある花器が仕上がりましたね♫

次回はどんな作品を制作されるでしょうか。今から楽しみです!

 

 

この日は、朝から雪が降り大荒れの日でしたが、

悪路の中講座にお越し頂きありがとうございました。

次回講座は、2月26日(土)です! (M)

初級講座(15回目)

初級講座(15回目)

今回は、ボウルやお皿を制作しました。

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ポンテをとるのにも慣れてきた様子の講座生さん。

 声を掛け合って、竿を渡すタイミングを合わせます。

2011_2_12syokyu5.jpgのサムネール画像   2011_2_12syokyu6.jpg

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使いやすそうなサイズのボウルが完成しました!

前回制作された時よりも、上達されましたね!

皆様納得の仕上がりです。

 

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こちらも完成!

ガラスの基本の形を大切にしながら制作されたので、きれいなお皿が出来上がりました☆

西川慎先生、良い笑顔♫

 

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こちらの講座生さんは、前回制作したお皿が小さめだったことから、

今回は大きなお皿に挑戦です!

重曹入りの水を使って、模様を描いています。

どんな模様になるのか、ドキドキしながら見守っています。 

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二回目を巻いた直後!

大きい作品を作る時は、ガラスをたくさん巻くので

普段より竿が重たくなります。頑張ってください!

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ボウルまで作れたら、グローリーホールの中で口を開ききってお皿にします。

自然にアシスタントをしてくださる講座生さん達(写真左)

ありがとうございます!!

パドルを使って、お皿の立ち上がりの角度を調節したら・・・

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完成です☆

大きな作品の制作を終えて、

講座生さん、スタッフ共に達成感のある講座となりました。

 

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加工は、前回制作したお皿を仕上げました。

また、講座生さんのお一人が初期の講座中に制作した

ペーパーウェイトにサンドブラストをされました。

お姉さまにプレゼントされるそうで、お名前に「穂」がつくことから

稲穂のデザインにイニシャルの「H」を入れてあります。

ご自分の作品をプレゼントされるとは、粋ですね☆

 

初級講座も残すところあと5回となりました。早いものですね~

講座を重ねるごとに皆様が上達されて、スタッフ一同感動しきりです。

次回は新しい技法を学びますので、楽しみにしていてください☆ (M)

初級講座(14回目) お皿の制作

初級講座(14回目) お皿の制作

 さて、今回もデモから始まります!

 

 

まずきれいなボウルを作り、そのあと遠心力でガラスを広げることでお皿になります。

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美しいボウルを制作中の西川慎先生。その後ろには…

 

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講座生の皆さんが身を乗り出して見学中です!! 

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ボウルが出来上がったら、グローリーホールの中で回して…

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まん丸のきれいなお皿になりました!

最後に丸い形を少しひらひらっとしたお皿に変えて、完成です。

 

 

さあ、さっそく講座生さんたちの制作が始まります。

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まずはきれいなボウルにするために底をつぶして…

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グローリーホールの中で回します!!

「うわ~~」「すごい!!」とアシスタント中の他の講座生さんたちも大興奮。

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完成!初めてとは思えない出来です。

 

他の方も…

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つぶして、ひらいて…

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よいしょっ!

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「できたーー!」

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前回ボウルを作ったので、底をつぶす動作もスムーズで

とてもきれいなお皿が完成しました。

 次回は、再びボウルの制作を行います。

 

 

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眼鏡の上から加工用の眼鏡をかけるMさん。

とてもお似合いだったので、作品と共に撮影させていただきました♫

 

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今回も、皆さんとっても素敵な仕上がりです。

「今度このボウルにサンドブラストで模様を付けます!」と仰る講座生さんもおられました。

ガラスを楽しんでくださっている様子にスタッフも嬉しくなりました♪ (S)

初級講座(13回目)

初級講座(13回目)

今回の課題は“ボウル”の制作です。

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西川慎先生のデモを、真剣な眼差しで見ていらっしゃる講座生さん。

今日も気合十分です!

 

それでは、デモの様子です。

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ボウルを作る際は、この様に竿を斜めにしてガラスの形を潰していきます。

この時、ガラスがきれいに潰れる様に、右手は竿先の穴を塞いで、

センターを取りながら両手でゆっくり回していきます。

きれいなおまんじゅう形になっていますね。この形が理想です。

その後、ポンテを取り、口を開いていきます。

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 始めに、いつもグラス等を作る際に使っている“はし”(吹きガラスの道具)を使います。(写真左)

次に、木でできた“はし”を使い

ボウルの底から口にかけて、きれいなカーブを描く様に形を整えていきます。(写真右)

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完成です。

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 講座生の皆さんは、最後まで食い入るように先生のデモを見ていらっしゃいました。

デモを見て、しっかりとイメージが出来たご様子です。

 

それでは、練習開始です!!

 

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ガラスを吹いて、くくりを入れるところまでは、

グラスを作る時(グラスの詳しい作り方はこちら)と同じです。

くくりが出来たら、いよいよガラスの形を潰していきます。

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センターをとりながらゆっくり竿を斜めにして、潰されています。

講座生の皆さんは、この作業を2回ほど繰り返し、慎重にガラスの形を潰していきました。

 

こちらは、今からはしを使ってガラスの口を開くところです。

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はしをガラスの口にあてて、口が開く様子を見ていらっしゃいます。

口を開く時はすぐに形が変わりやすいので、

いつにも増して、真剣なご様子で制作されています。

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次に、木のはしに換えて、ガラスの口をさらに大きく開いていきます。

この時、いつも使っているはしとは違って、道具が当たる面積が広く、

ガラスに加わる力が強くなります。

竿が止まると、きれいな形のボウルが作れないので、

竿をしっかり回すことが重要です。

講座生の皆さんは、懸命に竿を回しながらボウルの形を作られていました。

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その様子を、後ろから真剣に見られている講座生の皆さん。

道具の使い方をイメージされているご様子です。

道具を持っていない講座生さんの手にも、道具が見えてきそうですね✧

 

完成!!

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きれいな形のボウルに仕上がっています✧

 さて、今回作られたガラス作品は、ご自宅でどの様に使われるのでしょうか。

 

 

最後に、前回作ったガラス作品を持ち、

笑顔の一枚♪

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今回もお疲れさまでした。また、次回もがんばりましょう!!  ( N )

初級講座(12回目)

初級講座(12回目)

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 今回の講座は、前回に引き続きポンテの練習から始まりました。

今までは私達スタッフがポンテを作っていたのですが、

今回から講座生さんが作ったポンテで、実際にポンテをとっていきます!

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ポンテをとる際は、自分以外の人の作品を持つ事となるので、

講座生の皆さんはとても真剣に練習をされていました。

 

さあ、練習が終わったらいよいよ実践です!

 

ブロワー(主にガラス制作をする人)がグラスの底まで制作したら、

アシスタントはポンテを作り始めます。

ポンテ竿(穴の開いていない竿)にガラスを巻き取り、

マーバーの上でポンテの形を整えていきます。

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落ち着いてポンテを作られています。

練習の成果がでているようです✧

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ポンテ完成!!

 

アシスタントがポンテを作っている間、ブロワーはセンター(ガラスの底の中心)を探します。

一度、ポンテを付ける場所をイメージしておくと、

実際にポンテをとる時に、素早くポンテを付けることができます。

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イメージトレーニングは大切です!

 

アシスタントのポンテが完成したら、いよいよポンテをとっていきます。

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慎重にセンターをよく見て、ポンテをガラスの底に付けます。

ポンテを付けたら、竿を回して中心にポンテが付いているか確認します。

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センターがとれたら、くくりに水をつけ、吹き竿からガラス作品を切り離していきます。

この瞬間が一番緊張する時で、

講座生さんも先生方もスタッフも全員がガラス作品に集中して見ていました。

 

練習の成果もあり、講座生の皆さんは上手にポンテをとられていました!さすがです!!

 

ポンテをとった後は、

いつもの様にガラスの口を開いて形を整えていきます。

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口を開く作業は、何度も作っていっらっしゃるので、

ずいぶん慣れた手つき作られています。

あっという間に完成です✧

 

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出来上がりました♪

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吹きガラス制作の後に、

次回の予習として西川慎先生の吹きガラスのデモンストレーションがありました。

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先生のデモを楽しそうに見られている、講座生の皆さん。

とても、いい笑顔です♪

 

 

最後に、

前回作ったグラスを持って、乾杯のポーズ♪

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講座生の皆さん、大変お疲れさまでした。

今回は、ポンテをとる際、制作途中で他の人の作品を預かるという作業でしたので、

いつもより緊張されたかと思います。

しかし、その緊張感の中で制作することで、

吹きガラス制作への意欲が高まり、より制作が楽しくなっていくと思います。

 

また、来週も楽しんで吹きガラス制作をいたしましょう♪  ( N )

上級講座(1月15日)

  上級講座(1月15日)

今回は、池本美和先生のベンチで制作された

作品をご紹介します。

2011_1_15jyokyu1.jpgのサムネール画像   2011_1_15jyokyu2.jpgのサムネール画像

こちらの講座生さんは、ガラスの自然な動きを活かして制作をされています。

この日は、白色をベースに花器を制作されました。

写真では見えにくいですが、ポイントで緑色のパーツが使われています。

しばらく、お皿を制作されていたので、

久々に背の高い作品を制作されましたが、見事な仕上がりです☆

 

2011_1_15jyokyu3.jpgのサムネール画像

 続いて、こちらの講座生さんは、シリーズで花器を制作されています。

今回は取っ手の付いた花器を制作されました。

これまで制作をされた作品の一部は、現在開催中の

吹きガラス講座6期生中級修了展でもご覧いただけます。

シリーズ化に至る原点の作品が展示してありますよ☆

次回は、どんな花器を制作されるのでしょうか・・・。

 

2011_1_15jyokyu4.jpgのサムネール画像        2011_1_15jyokyu5.jpgのサムネール画像

最後に、こちらの講座生さんは

本体に色を巻き付けて模様を作っています。 

この作業は一度始めると、ガラスが熱いうちに一気に巻き付けて

しまわなければいけないので、緊張する作業なのですが、

とても落ち着いて取り組まれていました。

2011_1_15jyokyu6.jpgのサムネール画像   2011_1_15jyokyu7.jpgのサムネール画像

本体が完成したら・・・

紙リン(濡れた新聞紙)を使って、口元を四角い形にしています。

左右の写真でガラスの形が変わっているのにご注目ください!

2011_1_15jyokyu8.jpgのサムネール画像

完成です♫

出来上がった作品は何に使われるのでしょうか。

色々使い道がありそうなので、次回お伺いしてみようと思います☆

 

次回の上級講座は、1月29日(土)です。

また、素敵な作品とお会いできる日を、楽しみにしております♪ (M)