吹きガラス初級講座(8回目)
今日から、いよいよ口を開いた器づくりがスタートします!
まずは、西川慎先生のデモンストレーション。
丸く吹いて竿から切り離すための”くくり”を作るところまでは
前回までと同じ作業です。
そして、今日からは器の底になる部分をパドルという木の板で平らに作ったあと、
穴の開いた「吹き竿」から、穴のない「ポンテ竿」へ竿の交換をします。
イタリア語で「橋渡し」という意味のポンテ。
ここからは、穴の開いていないポンテ竿での作業になります。
ガラスの底部分がグローリーホールから出ていますね…。
これは、後で開くための口の部分だけを暖めているところです。
実は、ポンテを取る前にガラスの器の下半分の形は完成しているので、
ガラス全体を温めてしまうと、完成している底の形も変わってしまいます。
必要な時に、必要なところだけ温めているわけですね。
口の部分はまだ小さな穴が開いただけの状態です。
そこに、”はし(ジャック)”を入れて、
口をどんどん大きくしていくと…
器になりました!
では、8期生の皆さんの作品も☆
きれいな器が完成しているのがお分かり頂けるでしょうか?
吹きガラス初級講座を始めてから、初めて器の形になりました(感動)
「何を入れようかしら~~?」
「家族に自慢できる♪」
と、8期生の皆様も、とっても嬉しそうでした。
次回は、伸ばしてグラスを制作します。
どんなグラスが出来るか楽しみですね♪ (S)