先日、山口県自治会連合会の皆さまがきららガラス未来館で
サンドブラスト体験をしてくださいました。
50名近くの団体様なので、半分ずつにグループ分けをして
吹きガラスのデモンストレーション見学を先にするグループと
体験を先にするグループに分けての体験開始です。
デモンストレーションでは、型吹きのお皿を制作しました。
作品を作りながら、ガラス造形作家の西川慎先生がマイクで解説をします。
ご見学の皆さまは、熔けたガラスがどんどん形を
変えていく様子を間近で真剣に見ておられました。
さて、一方がデモンストレーションを見学している間に
もう一方のグループは早速サンドブラスト体験スタートです。
様々な形のシールを貼って好きな配置でデザインしたり、
選んだ絵柄をカッターで切り抜いたりという作業を行います。
シールを貼る場所や数によってがらりと雰囲気が変わり、
とても個性的な作品が次々と出来上がっていきます。
デモンストレーションを終えた西川先生もサンドブラスト体験の指導に回り、
カッターで絵柄を切り抜くお手伝いをしています。
プロの技!と作品を完成させたお客様が集まってきました。
シールを貼り終えた方や、カッターでの切り抜きが終わった方から
部屋を移動して、いよいよサンドブラストを行います。
小さな砂が機械によって強い風と共にガラスの表面に当たり、
むき出しのガラスの透明な部分をどんどん白くすりガラスにしていきます。
機械から作品を取り出したあとは、シールやマスキングテープをはがします。
「完成した♪」と素敵な笑顔を頂きました♪♪
最後に、サンドブラストをする前と、完成された作品の様子をご紹介します。
このシールは、本来は目や鼻の部分はくりぬかれていないシールですが、
「細かい作業が好きだから、楽しいんです♪」
と、たくさん貼った牛やイルカのシールに、お客様がカッターで
目や鼻や口などを切り抜き、表情をつけておられました。
笑っているような表情の牛やイルカたちが優しい、楽しい雰囲気を出しています。
体験された方々に制作中や完成後にお話を伺いました。
「これで、何を飲もうかなー♪」
「孫にプレゼントする予定なんです」
「シールを貼るだけでも、なかなか奥が深いもんだねぇ。」
世界にたったひとつしかない作品です、記念になりましたでしょうか。
山口県自治会連合会の皆さま、今回はお越しいただき本当にありがとうございました。
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通常、団体体験は25名様までを上限とさせていただいておりますが、
当日の予約状況などによりそれ以上でも対応可能な場合がございます。
団体体験やデモンストレーションをご希望の方は、事前にお問い合わせください。
きららガラス未来館TEL:0836-88-0064