中級講座(15~17回目)の様子です。
今回の課題は“ガラスの口切り”です。
ガラスの口切りについてブログの中級講座(13回目)で一度ご紹介しましたが、
講座の15回目以降から、実際にはさみを使ってガラスの口元を切る練習が始まりました。
それでは、口切りの手順を説明します。
ポンテを取った後に、ガラスの飲み口になる部分を焼いて、
ピンサー(吹きガラスの道具)でつまんで伸ばします。
ガラスを均等に伸ばすと、伸びた部分のガラスが薄くなります。
その後、ガラスが伸びて薄くなった部分を狙ってはさみで切っていきます。
切るタイミングと竿を回すタイミングを合わせて、リズムよく切ります。
ちょきちょき……☆ 切ったガラスが下に垂れていますね。
この様に、切るタイミングと竿を回すタイミングが合っていると、
切ったガラスが素直に下に垂れてくれます。
この時、ガラスの口元が真っすぐになる様にきれいに切っていきます。
口切りの後は、はし(吹きガラスの道具)でガラスの口を開いていきます。
完成!!
この様に溶けたガラスははさみで切ることが出来ますが、
柔らかいガラスは動くので紙を切るように簡単には切れません。
今回の“口切り”の課題はガラスの口元を引っ張って伸ばすことで何度も練習ができます。
講座生のみなさんは2~3回ほど繰り返し練習し、
何度もガラスを切るうちに、きれいに口切りが出来るようになっていました。
さすがです!みなさん、呑み込みが早いです!!
中級講座も残りあとわずかなので、みなさん、今週も頑張っていきましょう♪
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