1月27日に、きららガラス未来館の近くにある本山小学校の
5年生の皆さんが、サンドブラスト体験学習に来られました。
まずは、吹きガラスのデモンストレーションの見学をしました。
西川慎先生が、型吹きという技法でお皿を作りました。
ガラスの形がみるみる変わっていく様子に、子どもたちの目が釘付けです。
ガラスが膨らんだり、お皿の形に開いたりするたびに大きな拍手が!
デモンストレーションが終わったら、いよいよサンドブラスト体験です。
見学をしていたホールから工芸教室に移動して、体験の手順を聞きます。
静かに、真剣に聞いてくれました。
「まずは細いペンで線をなぞってから塗りつぶすといいよ~~」
「カッターで切り取る時は、少しずつやると失敗しないよ」
と、先生たちからサンドブラストの指導を受けています。
カッターを使って、ガラスの器の表面に貼ったマスキングテープを切り取っていくのですが、
上手に切り取ってどんどん模様が出来上がっていきます。
ひとつの絵柄を完成させたら、友達と絵柄の交換をしたり、
自分の名前を入れたりと、みんな工夫してオリジナルの作品を仕上げていました。
体験が終わった子どもたちから順番に熔解炉のそばまで行き、
ホールでの見学では体験することのできない「熔けたガラスの熱さ体験」をしました!
西川慎先生から、竿にガラスを巻き取るところや、
ガラスを巻きとった後の竿が熱い様子を見せてもらいました。
見学した後の子どもたちの顔が、熱かったのと興奮で?真っ赤になっています。
テレビ局や新聞社の取材を受けた子も何人かいました。
このブログをご覧の方の中にも、夕方のニュースで流れたのに
気付かれた方がいらっしゃるかもしれませんね♪
最後に、クラスごとに記念撮影をしました。
見学に、体験に、取材…盛りだくさんな日でした。
そして、未来館スタッフにとってとても嬉しいことがありました!
体験した子どもたちからのお礼のメッセージです♪♪♪
ひとりひとり、丁寧にお手紙を書いて、一枚の大きな紙に貼られています。
西川慎先生の似顔絵やきららガラス未来館のキャラクターの絵など、
イラスト付きのとっても楽しいお手紙です。
このメッセージは、しばらく未来館に飾りますので、
子どもたちの素敵なメッセージを、ぜひ見にいらしてください♪
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ご近所さんの本山小学校ですが、今日体験した子どもたちの中にも
未来館に来たことがない、そしてガラス体験をしたことがない子がたくさんいました。
今回の体験が、地元の多くの方に、「山陽小野田市」と「ガラス工房」という言葉の結び付きを
知っていただくいいきっかけになったらいいなと思っています。(S)