昨年末のブログでお知らせした、ガラス熔解炉の”るつぼ”の交換が始まりました。
(”「せんべいのかいだし」をしました♪” のブログもぜひご覧ください。)
ガラス工房では、ガラスを熔かすためにいつも熔解炉に火が付いています。
冬場に出勤したらまず熔解炉の前であったまっているスタッフもちらほら…
そんな熔解炉も、年末に火を止めてるつぼを交換する準備が出来ました!
ぽっかりと空いた穴。
このなかに”るつぼ”という大きな陶器のつぼが入っています。
普段は赤々としていてまぶしいくらいですが、今は真っ暗ですね。
中に入っている大きな”るつぼ”を取りだすためには、
まず熔解炉の前面を取り外す必要があります。
取り付けてあるボルトを一つずつ外し、天井から吊るしたチェーンに
引っかけて、倒れないように支えを作り、そーっと動かしていきます。
次に、熔解炉から”るつぼ”を取り出します。
とても重いので、一人では動かすことができません。
二人で少しずつ動かし、半分近く外に出たタイミングで
下に台車を持っていき、台車の上に乗せてしまいます。
取りだしたるつぼの内側には、虫歯のような穴が空きかけていました!
このような穴が空いてきてしまうので、”るつぼ”は
ある程度使ったら交換をするんですね。
新しくなった”るつぼ”でガラスを熔かして、吹きガラス体験をするのが待ち遠しいです♪
今日は、”るつぼ”を取り出して、明日からの作業に備えた準備を行いました。
明日からは、新しい”るつぼ”を入れるための作業が始まります。
制作や、体験だけではない、様々なガラス工房の作業も
このように紹介していければ、と思っています。
熔解炉に火が付いていないと、ホットショップはとても寒いです…。
早く無事に火がついて欲しいと願う日々がもう少し続きそうです。
朝晩とても冷え込みますので、皆さまもお体に気を付けてくださいね。 (S)