吹きガラス初級講座⑨⑩「グラス」 (10期生 12月14・21日)
<吹きガラス初級講座⑨回目>
球まで制作したら、ガラスをグローリーホールで暖めます。
くくりを入れたところまでしっかり入ります。
ガラスが暖まったら、竿を下に向けて伸ばします。
この工程でグラスの高さが決まるので、欲しい長さになるまで
暖める→伸ばす、を繰り返します。
球の形から一変しました!
欲しい長さになったら、今度は底を作ります。
この時暖める場所は、ガラスの先端だけです!
グラスの底を作る際はパドルを使います。
最初は優しくあてて、位置が定まったらしっかりあてることがポイントです☆
ポンテをとった後は、口元を開きます!
飲み口になる部分は最初は小さい穴の状態ですが、
ハシを使って少しずつ 開いていくと、立派な飲み口になりました♪
持ち心地の良さそうなグラスが完成しました☆大きさも使いやすそう!
西川慎先生、さすがです!
講座生さんたちは、まずはガラスが付いていない竿を使って
ガラスを伸ばす工程の練習をします。
竿を下に向ける時に、手を持ち替える必要があるので、
少し慣れておきましょう☆
ガラスを伸ばす工程、練習した成果が出ました!
ガラスのセンターをしっかり見ながら伸ばせましたよ☆
制作される姿勢も、カッコいいですね!
着実に成長されていることが、写真からも伝わってきます☆
制作後は、器の加工を行いました。
器の開き具合についてお話中・・・
作品を通して会話が広がるのは素敵なことです(^v^)
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<吹きガラス初級講座⑩回目>
この日は、前回の復習で再度グラスを制作しました☆
N様は前回よりも大きなグラスご希望!
たくさんガラスを巻き取りました。
通算3回目のポンテ!
まだまだ緊張されている様子ですが、竿をしっかりまわして
付いてきて下さっています。
グラス完成♪
ポンテに水を付ける位置は、良い場所を見つけられる様になりました!
制作が終わったら、クリスマスが近いので
ご自身で制作された雪だるまにサンドブラストを施し、すりガラス模様をつくりましたよ☆
A様、N様はデザインカッターを使って
目や口の模様を付けました☆
A様作 雪だるま(マフラー付き)
N様作 雪だるま(ボタン付き)
S様は、未来館オリジナルシールを使って制作中・・・
中の泡も見えるように、透明とすりガラスのバランスを考えました☆
初のグラス、サンドブラスト作品と一緒に!
お正月にはこちらのグラスを使って、是非乾杯してくださいね♪
そして、年内最後の初級講座ということで
グローリーホールの余熱を利用して、焼き芋パーティをしました!
水分を飛ばさない方法で作られた焼き芋は、中までホクホクでした☆
さて、来年はポット交換のため講座の始まりが月末になります。
新しい窯、熔けたてのガラスで初制作!楽しみにしてて下さいねー♪♪ (M)