吹きガラス初級講座⑦「吹く」 (10期生 11月30日)
吹きガラス初級講座7回目は、いよいよ「吹く」工程を学びます☆
西川慎先生のお手本を見てみましょう。
ガラスを巻く竿は、今まで使っていた無垢の竿から
ストローのように穴の空いた竿を使います。
まずは、作品の核になる「下玉」を作ります。
風船を膨らませるように、勢いよく息を吹き込むのがポイントです☆
下玉にガラスをさらに巻いて大きくしました!
丸い形にするために、吹き方も様々です。
ベンチに竿を置いて吹いたり、竿を斜め立てかけて吹いたり、
ガラスの形や温度に合わせて変えていきます。
程よい大きさに吹けたら、くくりを入れます。
ペーパーウェイトを制作した時とは違い、
今後は吹くことで作品を大きくしていくので、
ガラス全体の厚みを見なければいけません。
吹きすぎても、吹かなさ過ぎてもダメなのです!
講座生さん、まずは初めての「吹く」工程をやってみましょう☆
最初の一吹きめは、ガラスのかたまりに息を入れるので
なかなか大変!!
しっかり竿を詰まらせるイメージで、息が漏れないように吹きます。
下玉にガラスを巻いて吹いていくと、こんなに大きくなりました!
記念すべき、初ブロー♪ ガラスの厚みを確認します。
くくりを入れる際は、くくりが竿の上にならないように
気を付けながら行います。
ガラスを吹く時は、ベンチの中で吹く位置があります。
作業中はいつも右端に寄っていますが、
吹くときは左側に移動して、竿は出来るだけ水平にします。
きれいな球ができました☆
実践だけでなく、他の講座生さんの制作をよく見ながら
イメージトレーニングも欠かしません!
こちらもきれいな球ができました♪ 思わず笑顔☆
講座生さん達に伺った、制作中に一番難しいところが
作品に水を付ける工程だということなので
一番良いポイントを、池本美和先生から教わりながら行いました。
駆け足で進んでいく講座ですが、今行っている工程はどの作品でも
必要な工程になりますので、制作をしながらだんだんと体が慣れて覚えていきます!
今回は球を作って完成でしたが、次回からはいよいよ器の制作に入ります☆
ご自宅で使える器が完成すると楽しさが倍増すると思いますので、
楽しみにしててくださいね♪ (M)