初級講座(13回目)
今回の課題は“ボウル”の制作です。
西川慎先生のデモを、真剣な眼差しで見ていらっしゃる講座生さん。
今日も気合十分です!
それでは、デモの様子です。
ボウルを作る際は、この様に竿を斜めにしてガラスの形を潰していきます。
この時、ガラスがきれいに潰れる様に、右手は竿先の穴を塞いで、
センターを取りながら両手でゆっくり回していきます。
きれいなおまんじゅう形になっていますね。この形が理想です。
その後、ポンテを取り、口を開いていきます。
始めに、いつもグラス等を作る際に使っている“はし”(吹きガラスの道具)を使います。(写真左)
次に、木でできた“はし”を使い
ボウルの底から口にかけて、きれいなカーブを描く様に形を整えていきます。(写真右)
完成です。
講座生の皆さんは、最後まで食い入るように先生のデモを見ていらっしゃいました。
デモを見て、しっかりとイメージが出来たご様子です。
それでは、練習開始です!!
ガラスを吹いて、くくりを入れるところまでは、
グラスを作る時(グラスの詳しい作り方はこちら)と同じです。
くくりが出来たら、いよいよガラスの形を潰していきます。
センターをとりながらゆっくり竿を斜めにして、潰されています。
講座生の皆さんは、この作業を2回ほど繰り返し、慎重にガラスの形を潰していきました。
こちらは、今からはしを使ってガラスの口を開くところです。
はしをガラスの口にあてて、口が開く様子を見ていらっしゃいます。
口を開く時はすぐに形が変わりやすいので、
いつにも増して、真剣なご様子で制作されています。
次に、木のはしに換えて、ガラスの口をさらに大きく開いていきます。
この時、いつも使っているはしとは違って、道具が当たる面積が広く、
ガラスに加わる力が強くなります。
竿が止まると、きれいな形のボウルが作れないので、
竿をしっかり回すことが重要です。
講座生の皆さんは、懸命に竿を回しながらボウルの形を作られていました。
その様子を、後ろから真剣に見られている講座生の皆さん。
道具の使い方をイメージされているご様子です。
道具を持っていない講座生さんの手にも、道具が見えてきそうですね✧
完成!!
きれいな形のボウルに仕上がっています✧
さて、今回作られたガラス作品は、ご自宅でどの様に使われるのでしょうか。
最後に、前回作ったガラス作品を持ち、
笑顔の一枚♪
今回もお疲れさまでした。また、次回もがんばりましょう!! ( N )