初級講座(12回目)
今回の講座は、前回に引き続きポンテの練習から始まりました。
今までは私達スタッフがポンテを作っていたのですが、
今回から講座生さんが作ったポンテで、実際にポンテをとっていきます!
ポンテをとる際は、自分以外の人の作品を持つ事となるので、
講座生の皆さんはとても真剣に練習をされていました。
さあ、練習が終わったらいよいよ実践です!
ブロワー(主にガラス制作をする人)がグラスの底まで制作したら、
アシスタントはポンテを作り始めます。
ポンテ竿(穴の開いていない竿)にガラスを巻き取り、
マーバーの上でポンテの形を整えていきます。
落ち着いてポンテを作られています。
練習の成果がでているようです✧
ポンテ完成!!
アシスタントがポンテを作っている間、ブロワーはセンター(ガラスの底の中心)を探します。
一度、ポンテを付ける場所をイメージしておくと、
実際にポンテをとる時に、素早くポンテを付けることができます。
イメージトレーニングは大切です!
アシスタントのポンテが完成したら、いよいよポンテをとっていきます。
慎重にセンターをよく見て、ポンテをガラスの底に付けます。
ポンテを付けたら、竿を回して中心にポンテが付いているか確認します。
センターがとれたら、くくりに水をつけ、吹き竿からガラス作品を切り離していきます。
この瞬間が一番緊張する時で、
講座生さんも先生方もスタッフも全員がガラス作品に集中して見ていました。
練習の成果もあり、講座生の皆さんは上手にポンテをとられていました!さすがです!!
ポンテをとった後は、
いつもの様にガラスの口を開いて形を整えていきます。
口を開く作業は、何度も作っていっらっしゃるので、
ずいぶん慣れた手つき作られています。
あっという間に完成です✧
出来上がりました♪
吹きガラス制作の後に、
次回の予習として西川慎先生の吹きガラスのデモンストレーションがありました。
先生のデモを楽しそうに見られている、講座生の皆さん。
とても、いい笑顔です♪
最後に、
前回作ったグラスを持って、乾杯のポーズ♪
講座生の皆さん、大変お疲れさまでした。
今回は、ポンテをとる際、制作途中で他の人の作品を預かるという作業でしたので、
いつもより緊張されたかと思います。
しかし、その緊張感の中で制作することで、
吹きガラス制作への意欲が高まり、より制作が楽しくなっていくと思います。
また、来週も楽しんで吹きガラス制作をいたしましょう♪ ( N )