中級講座(4回目)では、台付きのグラスを制作しました。
中級の1回目から続いている”ビット”の練習の応用で、今日が2回目の練習です。
スタッフが持ってきた台になるガラスのタネの中心に、
伸ばしたグラスの先端を付けて形を整えます。
慎重に作業をしないと、台がずれたグラスになってしまうので、
少しずつ着地させていきます。
台を付けたあとは、いつも通り竿の交換をして口を開き、グラスを完成させます。
「できたよ!」
「いいでしょ~~♪」
「大満足!!」
皆さんの完成したグラスをよく見てみると、それぞれグラスの形が違います。
手造りなので同じものはできないからじゃない??
と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
実は、吹きガラスの時間の前にそれぞれデザイン画を描き、
「口が広がったデザインにしたい!」
「私はまっすぐに近いグラスに台がほしいな♪」
と、イメージをしっかりと固めています。
デザイン画を描く作業は、初級講座の途中から始まりました。
最初は「絵を描くのが難しい!」と言っておられた方も、
今では「底の厚さはこれくらいで…長さはこれくらい。」といって
とても上手にデザイン画を描いています。
デザイン画を描くことで、作品のイメージをはっきりさせて制作に挑むことができます♪
講座が終わったら、その日使ったデザイン画に制作の手順や、
途中で受けたアドバイスをメモする講座生の皆さんの姿が!
皆さんとても勉強熱心です。
どんどん増えていくデザイン画を、大切にしてくださいね~~♪ (S)