初級講座6回目の様子を紹介します。
今回から吹きガラス制作で重要な“くくり”の練習を始めました!!
くくりを入れて卵型のペーパーウェイトを作りました。
“くくり”とは竿からガラスを切り離し易くするために、
ジャック(はし)というガラス用の道具を使って作品に細いくびれの部分を作ることです。
始めに、西川慎先生のデモンストレーションがありました。
くくりがきれいに入ると、作品の形もきれいに出来上がります♪
先生がくくるととてもきれいな卵型になるので、講座生の皆さんは驚いていました。
この先生の作品をお手本にして練習をしました。
今日はみなさん、いつも以上に真剣に集中して練習していました。
来週もこの練習が続くので、頑張ってくださいね♪
ホットショップでの練習後、
場所を変えてコールドショップ(加工室)へ。
いよいよ作品の加工がはじまりました!!
加工室では作品がまっすぐに立つように
加工機でガラスの底を削って平らにします。
先生による荒削りから磨きまでのデモがありました。
やすりと同じように荒いものから細かいもので順番に削っていき、
最後はぴかぴかになるまで磨きあげていきます。
加工室ではホットショップと違って火を扱わないので火傷の心配はないのですが、
加工機で誤った使い方をするとガラスが割れて怪我をする怖れがあります。
十分に気をつけて作業しなければいけません。
加工機の使い方や注意する点などの説明があった後、
いよいよ実際に作品の加工がはじまりました。
まずは今日、持って帰りたいお気に入りの作品を加工しました。
始めはどきどきしながら慎重に削っていましたが、
何回も削るうちに落ち着いた様子で加工していました。
加工の途中で回転台の上に置いて、まっすぐ立っているか先生のチェックがはいります。
先生の「OK!」がでたら次の番手へすすみます。
最後の磨きが終わって、乾かしてみると…
底がぴかぴかになっていました!!
初めて自分で磨いたガラス作品を嬉しそうに眺めていました♪
みなさん、初めてのガラス作品をゆっくり家で眺めてくださいね♪
来週もまた一緒にがんばりましょう。