前回の更新ではご挨拶しかできなかったので、
早速ですが、フェスタ2日目の様子をご紹介します♪
午前中の作品です。
矢田先生のガラスでの書、何回目になるでしょうか。
西川先生との息もぴったりです。
右側は、完成した直後にお客様にお披露目しているところ。
先に書かれたデザインと並べてくださいました。
こちらは、午後の作品で、「花ごころ」と書いてあります。
左側は、吹いて膨らますための穴のあいた吹き竿から、
竿を変えてポンテ竿という、穴のあいていない竿にガラスを移動させているところ。
この時点で、下半分は最終の形に仕上がっています。
そして右側。
ポンテ竿に取ったガラスの口の部分を
道具を使って開いて形を整えます。もうほとんど完成形!
午後の2作目です。
吹きガラスは、作品の大きさや仕上がりのイメージによって
何回も、何回もガラスを外側に巻いて、どんどん大きくしていきます。
左側の写真は、「さあ、巻くぞ!!」と溶解炉に
ガラスの付いた竿を挿しこんでいる様子。
右側は、巻いた後に形を整えているところ。
新しく巻いたガラスの内側に書が見えてとてもきれいです。
2作品目も無事に終了し、徐冷炉に入れて冷まします。
右側の絵で書かれた作品が、徐冷炉の上下の段に
1作品ずつ入れられています。
先日もご紹介しましたが、ガラスというのは
急に冷やすと内側と外側の温度差で割れてしまうので、
一晩かけてゆっくりと常温まで冷まします。
作品の公開まではもうしばらくお待ちください。
これで、今回のフェスタの公開制作がすべて終了しました。
気温も高い8月に、慣れない吹き場での作業を快く
引き受けてくださり、本当に素敵な作品を多く作って下さった
矢田照濤先生に、本当に、心より御礼申し上げます。
また、ご来館いただいた皆様、
お手伝いいただいた皆様にも重ねて御礼申し上げます。
初日に引き続き、おまけ。
2日目の午後、全ての公開制作が終わった後に
吹き場にいたスタッフ全員で撮影した写真。
火を扱う場所で、大きな作品をいくつも作った今回の
ガラスフェスタですが、怪我や事故がなく無事に終了し、ほっと一息。
そして、さらに時間は過ぎ…閉館後。
夏場に高温の場所での作業は、汗だくになります!
作業中にヤケド防止に使っているアームカバーや
首に巻いたタオルなども汗びっしょり!!
高温の溶解炉の前で乾かせばあっという間に乾燥します♪