先日、 ガラスをきれいにするために
”浮き輪の交換” と ”かいだし” をしました。
”浮き輪” とは
窯の中でガラスの表面に浮いている陶器の輪っか
のことです。
それを中から取り出して、新しい浮き輪を入れました。
窯の中はとても熱いのでサングラス、マスク、手袋をつけて作業をします。
鉄の棒を使って、バランスを取りながら 浮き輪を取り出します。
取り出した浮き輪です。
窯の中ではこの2つがくっついて輪っかになって浮かんでいます。
取り出したすぐなので、まだ浮き輪が真っ赤ですね。
浮き輪を取り出したら 、次は ”かいだし” です。
”買い出し”ではありません!!
窯の中で溶けているガラスを掻い出すことを ”かいだし” と言います。
”レードル” と呼ばれる
長い棒の先に大きな器のついた鉄の道具を使います。
それを使ってガラスをすくい上げて、
台の上にガラスを落とします。
これを何回も繰り返し、窯の中からガラスを取り出します。
そして、新しくきれいなガラスを溶かしていきます。
最後に、
新しい浮き輪を入れたら終わりです。
こうやって、
きららガラス未来館のガラスは
透明できれいなガラスを維持しています。
今年もきれいなガラスで
皆さんが吹きガラス体験をされるのを
スタッフ全員でお待ちしています。